ZEH住宅の基礎知識!

ZEH住宅として認められるための条件とは?

ZEH住宅として認められるための条件とは? ZEH住宅として認められた住宅は国から補助金を受けられるというメリットがありますが、ZEHであると認めてもらうためには、断熱・省エネ・創エネという3つの条件を満たす必要があります。
断熱とは建物内外の熱の移動を防ぐことを指し、断熱性を高めると夏は涼しく冬は暖かい住宅を実現することが可能です。
これにより冷暖房の稼働を最小限に留めることが可能となるので、エネルギー消費量を抑えることができます。
なお、住宅の断熱性能はUA値(外皮平均熱貫流率)という指標で評価されるのですが、ZEH住宅として認められるためには地域ごとに定められているUA値の基準を下回っていなければなりません。
また、空調・照明・給湯・換気の4つの分野で基準を満たした機器を導入する必要があります。
ZEH住宅では太陽光発電システムなどの再生可能エネルギー機器を導入しなければなりません。

ZEH住宅で使える補助金制度についての基本

ZEH住宅で使える補助金制度についての基本 ZEH住宅というと、国も力を入れて推進している次世代住宅ですが、使える補助金制度にどのようなものがあるか気になるのではないでしょうか。
規模やZEH住宅の性能にもよりますが、基本的に戸建てで新築を購入するか改修を行う人が対象となります。
ポイントはZEH住宅が住居者本人の家で、ビルダーやプランナーが設計していることが利用の条件です。
これらの条件を満たすと、最低でも1戸あたり60万円の補助金が受け取れますし、次世代住宅であれば105万円にアップします。
ちなみに次世代住宅は太陽光発電システムに蓄電池を導入したり、燃料電池などの再生可能エネルギーに関する設備を導入している家を指します。
また国だけでなく自治体による補助金制度があるところも多いので、ZEH住宅の建築や購入、改修を検討するなら住んでいる自治体の制度の確認をおすすめします。
条件を満たし申請して認められなければ受け取れませんから、しっかり確認してもらうことが大事ではないでしょうか。